YouTubeにおける一本目の動画の再生数について(初投稿の優遇措置)

YouTubeで1本目の動画を投稿をする時、何の動画を作れば良いか悩んでいませんか?

実はYouTubeの初投稿動画は、YouTubeのアルゴリズム上、再生数が伸びやすくなる優遇措置があります。

この記事を読むとYouTubeの1本目の動画の再生数の違いについて解説します。

私は現在、通信系企業で動画コンテンツやマーケティング業務に従事しております。

この記事を読むとYouTubeの初投稿の重要性を理解できます。

結論は、1本目の投稿は一番自信のある動画を投稿する事です。

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YouTube再生数は伸びにくい

まず大前提としてYouTubeの動画の再生数について解説します。

YouTubeを始めた場合、最初に陥る悩みが『投稿した動画が全然再生されない』という事です。

ほとんど再生数が0~数十再生で、多くの人がここで挫折してしまいます。

一般人のあなたが動画投稿をしても、知名度が無いためそもそも動画を見つけてもらえないからです

1週間程度で爆発的に再生数やチャンネル登録者数を伸ばせるのは、もともと知名度がある芸能人やスポーツ選手だけなので、一般人の方がYouTube投稿をする場合は工夫が必要です。

一本目の再生数

YouTubeには正式に公表されていませんが、初投稿動画のインプレッションを高めて、再生数を上げやすくしてくれる優遇措置があります。

これは1本目のみ適用されるもので、2本目以降は平常運転になります。

インプレッション:インプレッション(impression)は直訳すると「印象」「気持ち」という意味があり、サイト上に自分のコンテンツが見られた回数を指します。YouTubeの視聴者がページを開いたときに1つのサムネイルが1回表示されると、1インプレッションとなります。

実際のYouTubeアナリティクスの画面を見てみましょう。

24時間と48時間のインプレッション数の推移を比較します。

24時間のデータ

同じ動画を同日に数分だけずらして投稿した、24時間のインプレッションの推移データがこちらです。

◆1本目

◆2本目

データから見て分かるように、1本目の動画のインプレッション数が10倍以上ある事が見て取れます。

つまり2本目に比べて10倍程度、動画を見つけてもらいやすくなっているという事です。

これは3~4本目でも同様で、1本目の動画だけが異常にインプレッションを高まる傾向あるのです。

48時間のデータ

先ほどの2本の動画を、2日間観測したデータが下のものになります。

優遇措置があった1本目の動画も、2日目からは急激にインプレッションが下がり平常運転になります。

◆1本目

◆2本目

とはいえスタートダッシュを切れた1本目の動画は、そのまま再生数も伸びやすくなり、一定の視聴者を掴むことに成功しています。

一本目の動画は何を投稿すべきか

アナリティクスから見る通り、1本目の動画投稿には優遇措置があり、非常に有利になります。

その為、最初の投稿動画はチャンネルで伸ばそうとしている最高のコンテンツを投稿すべきです。

自己紹介動画などで初投稿する人がいますが、非常にもったいないやり方といえます。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

まとめ

いかがでしたか?

今回はYouTubeの1本目の動画投稿の重要性を解説しました。

初投稿の動画はYouTubeのアルゴリズム上、インプレッションを優遇されやすくなりますので、このチャンスを有効活用しましょう。

もし始めたばかりでやり直しが効く状況ならば、新たにチャンネルを立ち上げてリセットするのもひとつの手です。

ぜひ最初の投稿を大事してスタートダッシュを成功させてください。

それではまたお越しくださいませ~

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