YouTubeで切り抜き動画を投稿したいけど、許可をもらう方法が分からないと悩んでいませんか?
実は切り抜きを解禁したYouTuberはガジェット通信と多く提携します。
この記事では切り抜き動画の許可をもらう為の申請先や、申請方法を解説します。
私は現在、通信系企業で動画コンテンツやマーケティング業務に従事しております。
この記事を読むと切り抜きを許可しているYouTuberへの申請方法がわかります。
さらに今回の記事の中では、切り抜きをしてよいYouTubeチャンネルも紹介します。
切り抜き動画とは
切り抜き動画とは、オリジナルの動画投稿者のコンテンツを、第三者が特定場面のみを抜粋し、カットやテロップ等を独自に編集してから再投稿する事です。
主に長時間動画(生放送など)を切り抜きし、アーカイブのような位置づけで保管する事ができるので、時間がない人が短時間で楽しみたい等の需要に応える事が人気の秘訣のようです。
詳細は下の記事を参照して下さい。
切り抜き動画の許可をもらう方法
切り抜き動画の許可をもらう方法は、大きく分けて3種類存在します。
- 配信者本人に許可をもらう
- 配信者が所属している事務所に許可をもらう
- 配信者が提携している管理会社に許可をもらう
この内最もおすすめなのが『配信者が提携している管理会社に許可をもらう』方法です。
その中でも、もっとも多くのYouTuberと提携しているのが、ガジェット通信クリエイターネットワークです。
切り抜き動画の許可については申請フォームがありますので、そこから申請します。
一度申請フォームから申請すると、以降メールでのやりとりで、これからどのように動けばいいかを教えてくれます。
間違っても事前申請無しに切り抜き動画を投稿する事はやめましょう。
切り抜き動画は、著作権法違反にも深く関わってくる話になります。
切り抜き動画の注意点はこちらの記事で解説しておりますので、必ず確認するようにしてください。
切り抜きチャンネルの作成
ガジェット通信の申請フォームから申請する前に、切り抜きチャンネルを作成しておきましょう。
ここではチャンネルの作成だけでよく、動画をアップロードする必要はありません。
YouTubeチャンネルを作成した事が無い方は、下の2つの記事で分かりやすく解説されています。
最初の手順としてはGoogleアカウントの作成です。
すでにGoogleアカウントを持っている方は、この工程を飛ばしてOKです。
次にYouTubeチャンネルを新設します。
詳しくは下の記事を参照してください。
この2つは申請する前に必ず準備しておくようにしましょう。
また申請をすれば切り抜き動画をやって良いYouTuberは下の記事にまとめてあります。
切り抜きチャンネルを作成したら、申請フォームに必要事項を入力していきます。
基本事項の入力
申請フォームに接続したら必要事項を入力していきます。
必要事項は全部で8つです。
- メールアドレス
- 切り抜きたいチャンネル名
- 切り抜きたいチャンネルのURL
- 切り抜きたいチャンネルのID
- お名前
- ハンドルネーム
- 個人情報の取扱い
- 切り抜きチャンネル作成済かどうか
順番に紹介いたします。
メールアドレス
ガジェット通信との連絡用のメールアドレスを入力します。
任意のアドレスで問題ありません。
1ヶ月に一度程度、切り抜き動画についての注意喚起連絡が、ガジェット通信から届きます。が届きます。
切り抜きたいチャンネル名
切り抜き対象のチャンネルを入力します。
ひろゆきさんなら「ひろゆき, hiroyuki」、岡田斗司夫さんなら「岡田斗司夫」を入力します。
ひろゆきや、岡田斗司夫の切り抜き動画の作り方については下の記事を参照してください。
1つの切り抜きチャンネルにつき、1チャンネルしか指定できませんの注意してください。
切り抜きたいチャンネルのURL
切り抜き対象のチャンネルURLを入力します。
該当のYouTubeチャンネルを開いたときのURLをコピペしましょう。
上記は『ひろゆき』のYouTubeチャンネルの例で、URLは『https://www.youtube.com/channel/UC0yQ2h4gQXmVUFWZSqlMVOA』となります。
切り抜きたいチャンネルのID
URLからIDに相当する部分をコピペします。
お名前
氏名を入力します。
この入力項目については、『偽名でもいいのか?』と気になる人も多いことでしょう。
結論から言うと、本名を入力してください。
これは収益化が成功した時に、振込方法など金銭受け渡しの話を進める時、無用なトラブルを回避する事に繋がるからです。
あなたに収益を配分するかどうかは、ガジェット通信やオリジナル動画の配信者側が握ってますので、ここでいらぬ不信感を持たれぬように素直に入力しておきましょう。
またYouTube収益化の具体的な手順は下の記事を参照してください。
ハンドルネーム
ハンドルネームについては、任意の名称でOKです。
考えるのが煩雑な方は、チャンネル名を入力しておきましょう。
個人情報の取り扱い
内容を一読のうえ、『同意します』にチェックを入れて下さい。
切り抜きチャンネル作成済かどうか
作成済みを選択します。
なおまだYouTubeの切り抜くチャンネルが未作成の場合、申請できません。
ここまで入力が終わったら、一番下の『次へ』をクリックします。
切り抜きチャンネル情報の入力
次に2ページ目に画面が遷移します。
ここでは、あなたが今作ろうとして切り抜きチャンネルの情報を入力していきます。
入力項目は2種類だけです。
- チャンネル名
- チャンネルID
この内、チャンネルIDだけが、若干ややこしいので順番に解説いたします。
チャンネル名
作成した切り抜き動画チャンネルの名前を入力しましょう。
誤字脱字がないように入力してください。
チャンネルID
作成した切り抜きチャンネルのIDを入力します。
チャンネルIDの確認方法は下の記事で詳しく解説しております。
ここまで入力ができたら、『送信』を押下して完了です。
切り抜き許可の連絡メール
登録したメールアドレスに「ガジェット通信クリエイターネットワーク事務局」から、切り抜きを開始して良い旨、メールが届きますので切り抜き動画の投稿を開始しましょう。
切り抜き動画の作り方については下の記事を参照して下さい。
記事内でも解説してますが切り抜き動画を制作するのに適したソフトはAdobeがおすすめです。
詳しくはYouTube用の動画編集ソフト3選(価格と機能比較)でも紹介しています。
収益化後の対応
切り抜き動画チャンネルが収益化後は、再度ガジェット通信にメールで連絡する必要があります。
YouTubeの収益化には、『チャンネル登録者が1,000人以上』かつ『1年間の総再生時間が4,000時間以上』が必要です。
収益化後のYouTube側の収益化申請は下の記事で詳しく解説されています。
このYouTubeでの収益化申請とは別に、ガジェット通信にメールで申請をします。
必要事項は以下の通りです。
このメールを送信して許可が下りれば、晴れて切り抜き動画での収益化が実現します。
ガジェット通信と提携していないYouTuberについて
切り抜き動画を解禁しているYouTuberの中には、ガジェット通信と提携していない人達もいます。
大抵の場合は、個人事務所だったりオンラインサロンだったりを運営しており、そこに連絡を取る事で許可をもらう事が可能です。
ガジェット通信と提携していないYouTuberから許可をもらう方法は下の記事で詳しく解説しておりますので、興味のある方はご覧ください。
またガジェット通信とも提携しておらず、切り抜きを解禁していないチャンネルに許可を得たい場合は、ダイレクトメールやSNSでコンタクトを取る必要があります。
詳しい手順は下の記事で解説していますので、現在解禁していないチャンネルの切り抜きをしたい場合は参考にしてください。
無許可で切り抜き動画を投稿している人達もたくさんいますが、万が一オリジナルコンテンツの作成者にバレてしまった場合、YouTubeの動画が削除・チャンネルの閉鎖、最悪の場合、著作権法違反で訴えられる可能性もあります。
切り抜き動画で注意する点はこちらの記事でまとめてありますので、必ず確認するようにしてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、切り抜き動画の申請方法について詳しく解説しました。
結論は、ガジェット通信と提携しているYouTubeチャンネルを申請して、切り抜きを始める事がもっとも安定して収益化できるようになります。
切り抜き動画は著作権的トラブルになりがちなコンテンツですので、しっかりとルールに則っとるようにしましょう。
それでは、またお越しくださいませ~
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