会社員で給料が入り、使い道を慎重に検討しているけどついつい浪費してしまうと悩んでいませんか?
実は絶対に止めた方がいい給料の使い方というものが存在します。
社会に出るといろんな欲望があなたを誘惑してきて、インターネットを見れば興味のある商品の広告がバンバン出てくる時代なので、なかなか冷静に判断する事は難しいでしょう。
その為、このような時代でお金を守るには知恵をつけるしかありません。
この記事では、お金を使ってはいけないもの4選を紹介いたします。
この記事を読むと今後の資産形成に必ず役立つ知識を学ぶことができます。
宝くじは買うな
宝くじを買うような人は一生お金持ちになれません。
そもそも宝くじを買っている人は、調べればすぐ分かる事を理解できない勉強不足の状態な為、お金を活用する知恵ではなく知識を得ましょう。
俺らは夢を買っているんだ!!
買わなきゃ当たらないじゃないの!!
宝くじを買っている人は皆口を揃えてそう言います。
ではなぜ宝くじは買うべきではないのか?その理由を説明します。
宝くじの構造
まず宝くじの年間総売り上げは約1兆円です。かなりの売り上げですね。
そのうち当選した人に配られるお金はいくらだと思いますか?
1兆円じゃないの?
答えは約4500億円。つまり集まったお金の45%だけを当選者に渡している事になります。
たった45%!?そう思ったかもしれなません。
残りの55%の使い道は、広告費が15%、公共事業費が40%となっています。公共事業費は、学校や図書館、公園や道路整備に充当されております。
端的に言うと宝くじの長い列に並んで1万円分の宝くじを買うと、4,500円になって帰ってくるという事です。
買えば買うほど損をする商品、それが宝くじなのです。
もし1万円使って4500円帰ってくる投資商品があったとしたら、どれだけ宣伝しても売れる事はないでしょう。
当選しても幸福になるとは限らない
いざ当たったら人生変わるじゃないか!!
今まで貧乏だった人に宝くじが当たって、突如数億円持つと実はほとんどの人が、とてつもない不幸に見舞われているのです。
その理由は、いきなりお金を持ち始めるとお金の使い方が分からない為、使い方を誤ってしまうのが大きな原因です。
- 大きな家に住む
- 意味なくの散財する
- 友達からお金をせびられて払っちゃう
- あなたのお金を狙って変な奴が出てくる
宝くじに当たった人が2~3年後にホームレスになってるパターンも実は少なくないのです。
買うだけで損をする。当たっても結局不幸になる。
そんなものにあなたはいつまでお金を払い続けますか?
家は買うな
次に買ってはいけないのは家、つまりマイホームです。
いやいやいや!家を持つのは大人の証!成功の証!男として自分の城を買う事は大きな夢なんですよ!
そんな考えの人が大半でしょう。
しかしそれは20年前までの話。
今の時代、家を買うことは負債を買うことでしかないのです。東京の山手線の内側に購入するならまだしも、地方に35年ローンで家を買うのは一番の愚策です。
家は購入した瞬間に、購入金額の10%~20%が減ってしまうのです。
ハウスメーカーや昭和の時代を生きてきた周囲の意見を鵜呑みする前に、リセールバリューを必ず考えて住宅を購入するようにしてください。
リセールバリューについては下の動画で分かりやすく説明してくれています。
家はこれから余る
今後の日本において、少子化の影響で空き家がどんどん増える事、建物の価値と土地の値段が年々減少していく事が、あらゆる専門家の意見として謳われております。
これは日本の将来人口推計を見れば一目瞭然です。
出典:内閣府 高齢社会白書 将来推計人口でみる50年後の日本
これまでサラリーマンとして勤め上げて、一家に一戸建てが当たり前だった時代の人達がいよいよ今後寿命を迎えて世代交代がやってきます。
残された後継者全員が、家を引き取るあるいは建て直しをするのは相当に非現実的です。
仮に撤去するとしても数百万円の費用がかかります。そうなると貸出をするか、とにかく早く手放したいから格安で売り出す事は容易に想像できます。
家や土地は確実に供給過多になるのに、従来と同じように住宅ローンを組んで、新築を購入するのは一度待ったをかけたほうがいいでしょう。
住宅ローンという地獄
また家を買う時、ほとんどの人が住宅ローンを組むと思いますが、一度きりの人生においてローンほど人を縛り付けるものはありません。
仮に30歳で約3千万円の住宅ローンを組んだ場合、月々7万5000円を35年間払い続けなければならないのです。65歳までずーっとです。
今の仕事がずっと続く保証もないですし、離婚や病気になる可能性だってあります。
一度ローンを組んでしまうと、簡単に会社は辞められないし、近所に頭のおかしな変人が住みついたとしても引っ越す事ができなくなってしまいます。
家の修繕費もかかるし、時代や情勢が変わっても、安いマンションに引っ越すこともできません。
20人に1人が住宅ローン破産または返済が滞っているという調査結果もあります。
出典:住宅金融支援機構
令和の時代に突入した現代において、家を持つ必要性はかなり薄れているのです。
家を買っても良い唯一のパターン
仮に家を買う場合、東京のように価値がどんどん上がっていく可能性がある土地の物件を買う事はおすすめできます。
さきほどの少し出たのですが、山手線の内側で家を建てれるような場合ですね。
これらの家はリセールバリューがかなり高く、将来手放すときも資産としてしっかりと価値が残る可能性が高い為、将来の現金化も現実味を帯びてきます。
浪費はやめよう
浪費には2つのパターンがあります。
- 人に自慢するもの
- 1カ月に一回しか使わないもの
それぞれについて解説します。
人に自慢するもの
人に自慢する物とは、簡単に言うとブランド品や洋服、高級車やタワーマンション等、人と比べて満足感を得られる物の事です。
浪費家の人は、実用的かどうかでは無く人と比べてより良い物を使いたいという基準でものを買っています。だからあまり使わないものにお金を使ってしまうのです。
高級スーツを買ったけど月に1回しか使わなかったな
自慢するために買ったものは、ゴミになってしまいどんどん家に物が溢れてしまいます。
1カ月に一回しか使わないもの
そして浪費の2つ目のパターン。1カ月に一回しか使わないものです。
例えば、ダイエット器具やトレーニンググッズ等があります。また先ほど紹介したブランド品関連も普段使わないのであればこちらのカテゴリに入ります。
これは何でもかんでも切り詰めて節約をしろと言っているわけではありません。
毎日使うものには逆にお金をかけても良いのです。
例えばスマートフォンやパソコン、ベッドなどの毎日使うものです。
これらにお金を使うのは浪費ではなく消費といいます。さらに言えば、寝具などにお金をかけて健康を維持できるのであれば投資にさえなるのです。
特に自分の人生を豊かにする為の時短家電は、速やかに用意したほうが良いでしょう。
また例外として、体験を買う場合にお金を使うのも有用です。
旅行やディズニーランドに行くことで体験を買い、自分の人生にとってとてつもない満足感が得られるものであればそれは投資と言っても過言ではありません。
タバコ・酒・ギャンブルをやめる
当たり前の話ですが、これらにお金を使うことは百害あって一利なしです。
ギャンブルはお金をドブに捨てているようなものだし、お酒とタバコはお金もかかるし健康にも悪いのは周知の事実です。
お金を使ってわざわざガンになる確率を増やすこともないでしょう。
いやいやタバコやお酒があるから仕事を頑張れたりできるんですよ
そもそもタバコは、ほとんど税金なんです!タバコを吸っている僕たちは国に貢献しているんですよ
宝くじとタバコもそうだが、国に税金を払う事が至福の喜びの人はいいかもしれない。しかしそんな人はまあいないでしょう。
- 健康はお金だけじゃ買えない
- 最悪お金は国がくれるが健康はもらえない
ある会社の、昭和時代を生きてきた部長が言っていた迷言があります。
若いうちは、酒やタボコの席で仕事を取れ!飲み会には全部参加しろ!飲み代は将来の出世に繋がり、後から全部帰ってくるんだ
おそらくたばこや酒の席を活用する事で出世した経験があるから、若者にも出世する為のアドバイスをしたつもりなんだと思います。
しかし今の時代これを鵜呑みにする人は、そういないでしょう。
もし鵜呑みにしている人は考えを改めて下さい。大半の人が気づいたときには財布も体もボロボロになって後悔するでしょう。
当時はそのやり方した正解がなかったのかもしれませんが、事実全員が出世できるわけでなく、大した資産も形成できず、アル中になっているおじさん達のほうがはるかに多いのが現実です。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では、お金を使ってはいけない4つの事を紹介しました。
- 宝くじ
- 家
- 浪費
- 酒、たばこ、ギャンブル
今年、社会人になったばかりの方は、とくに注意して社会の圧力や誘惑に耐えつつ、うまく回避すりょうに立ち振る舞いましょう。
上の4つをやるかやらないかで10年後のあなたの資産形成に大きな差が生まれますので、ぜひ普段から意識してみて下さい。
それでは、またお越しくださいませ~
コメント