フレッツADSLが終了した後の乗り換え先はどこ?

NTT東西が提供しているフレッツADSLが終了する事に伴い、今後もインターネットを使い続けるにはどうすればいいか悩んでいませんか?

実は、フレッツADSLの乗り換え先には光回線がおすすめです。

この記事ではフレッツADSLからのおすすめの乗り換え先について紹介します。

私は現在、通信系企業で動画コンテンツやマーケティング業務に従事しております。

この記事を読むとフレッツADSLから光へのおすすめの乗り換え先が分かります。

結論は、ご自身が使っているスマートフォンとセット割が効くサービスを契約する事です。

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フレッツADSLとは

 

フレッツ・ADSL(インターネット接続サービス)は、ご家庭で利用している電話回線(メタル線)をそのまま利用して高速なインターネット接続サービスです。

1本の電話回線で、電話と同時にインターネットが利用できる電話共用型と、インターネットだけを専用に使うADSL専用型の2種類があります。

回線速度プランは全部で6種類があります。

サービスタイプ 最大伝送速度 基本セッション数
データ受信
(下り)
データ送信
(上り)
モアIII(47Mタイプ) 47Mbps 5Mbps 2
モアII(40Mタイプ) 40Mbps 1Mbps 2
モア(12Mタイプ) 12Mbps 1Mbps 2
8Mタイプ 8Mbps 1Mbps 2
1.5Mタイプ 1.5Mbps 512kbps 2
エントリー(1Mタイプ) 1Mbps 512kbps 2

詳細はNTT東日本の公式サイトを参照してください。

フレッツADSLサービス終了の時期

NTT東日本・西日本が提供している、フレッツ光の提供エリア内のフレッツADSLは、2023年1月31日をもってサービスが終了します。

  • NTT東日本の報道発表資料はこちらから
  • NTT西日本の報道発表資料はこちらから

フレッツADSLのサービス終了に伴い、インターネット回線とともに利用中のIP電話サービスなども利用できなくなります。

IP電話を固定電話として利用されている方は注意が必要です。

なお、フレッツ光のサービス提供エリア外の一部エリアでは、引き続きADSLサービスを継続するとされています。

光回線が敷設されてないルーラルエリアでは、今後も使えるって事ね

しかしNTT東日本は約95%、西日本でも約93%とほぼ全国でフレッツ光が利用できるため、基本的には代替サービスへの乗り換えが必要になってきます。



フレッツADSLのサービス終了の理由とは

フレッツADSLは2,000年代前半、当時としては高速通信であった事や、導入コストの低さ等から、主流のインターネット回線として急速に普及しました。

ところが以下の2つの理由でサービスが終了を余儀なくされることになります。

設備老朽化による維持コストの負担増

ADSLは電話線(メタル線)を利用しており、設備のメンテナンスに必要な関連部品の生産が停止されています。

今後設備の老朽化とともに、保守物品の枯渇が見込まれるため、関連機器の維持が困難であるとされています。

光回線普及による利用者の減少

近年急速に普及している光回線によりADSLユーザーは減少傾向にあり、今後さらなる減少が見込まれています。

ADSLは月額料金が安価な事が人気でしたが、近頃は光コラボレーションモデルのおかげで、以前よりも低価格で光回線が利用できるようになりました。

光コラボレーションモデルについては詳しい記事は下記を参照してください。

こうしたユーザーの需要の変化に対応する為に、ADSLを廃止する事が決定されたのです。

フレッツADSL終了後のインターネットサービス

現在ADSLを利用されている方が乗り換えを検討する場合、主に次の4つの選択肢が候補にあがります。

  1. 光回線
  2. ケーブルテレビ
  3. 無線タイプの据え置き回線(ホームルーター)
  4. ポケットWi-Fi

ADSLから乗り換える際には、利用方法やサービスなど自分にあったインターネット回線を選ぶ事が重要です。

フレッツADSLのサービス終了は2023年1月末ですが、ギリギリに乗り換えると開通工事まで工事稼働が取れず、乗り換えが間に合わなくなる可能性が高くなりますので注意しましょう

情報収集や契約手続き等、乗り換え先の検討にも時間がかかりますので早めに動き出すようにしましょう。

ADSLからの乗り換えは光回線がおすすめ

ADSLからの乗り換え先候補はいくつかありますが、おすすめは光回線です。

光回線はADSL回線よりも回線速度が速く安定しているため、快適なインターネットが利用できます。

光回線の特長について、以下の3つです。

高速で大容量なデータ通信

現在ADSLに代わる主流のインターネット回線として人気なのが光回線です。

光回線は光ファイバーを利用したインターネット回線で、ポケットWi-Fiや無線のホームルータのように通信制限もないため、テレワークやストリーミングサービス等の大量データを送受信する方におすすめです。

また、光電話光テレビといったサービスも利用できるため、家族利用にも適しています。

なおADSLで利用していたIP電話と、光回線の光電話には違いがありますので注意してください。

安定した通信が利用できる

光回線の二つ目の特徴として、安定した通信が利用できる点があります。

速度制限などを気にせず、オンラインゲームや高画質動画も快適に楽しめます。

ホームルーターやポケットWi-Fiは手軽にインターネットが利用できる一方、無線接続のため通信が不安定になりやすく特徴があります。

またサービスプランによっては通信制限にかかってしまう場合もあります。

光回線は自宅のONUと呼ばれる装置まで光ファイバーを有線接続してインターネットを利用する為、回線速度が速く安定します。

ただしいくら光回線の速度が速いと言っても、ユーザが使用するルータの性能やLANケーブルの規格によって本来の速度が出ない事があります。

 

回線速度を求める場合は、かならず最新の機種やケーブルで統一するようにしましょう。

回線速度はこちらから測定する事ができます。

携帯のキャリアに合わせるとスマホ代が割引に

光回線の中には、携帯キャリアと合わせるとスマホ利用料が割り引きされるサービスがあります。

例えば有名な大手キャリアだと下記3種類があります。

◆ドコモ光セット割(ドコモのスマホ割引)

◆auスマートバリュー(auのスマホ割引)

◆おうち割 光セット(ソフトバンクのスマホ割引)

該当キャリアのスマホを利用されている方は、料金プランによって一定額が永年割り引きされます。

また家族全員が同じ携帯キャリアであれば、家族割りなども適用される為、お得に光回線を利用できるでしょう。

自宅が光エリアかの確認方法

自宅がフレッツの提供エリアかどうかは、NTTの公式HPから確認する事ができます。

NTT東日本はこちらから

NTT西日本はこちらから

このホームページでご自身の住所を投入する事で、フレッツ光が提供できるか判定する事ができます。

ただし判定結果が非常にあいまいで分かりにくい表現の時があります。

判定結果の意味について詳しくは下の記事にまとめてありますので参照してください。

光回線のメリット

光回線を利用するメリットは安定した通信が利用できる点ですが、他にもメリットはたくさんあります。

光回線を選ぶポイントとしても重要な事を3つ紹介します。

月額料金で使い放題

光回線はモバイル回線とは異なり、インターネットを月額料金で使い放題です。

速度制限もなく、高画質動画を視聴していても読み込み遅延が起きづらいです。

またIPv6という新しい通信方法に対応している光回線であれば、回線が混雑しやすい夜や休日も安定したインターネットが利用できます。

光コラボでさまざまな特典が受けられる

光コラボとは、プロバイダーがフレッツの光回線を利用して、独自のサービスを提供する仕組みを指します。

提供しているプロバイダーによって、スマホの月額料金の割り引きなど独自のサービスがあり、新規回線申し込み時の特典なども異なります。

申込特典には、キャッシュバックや開通工事費相当の割り引きなど、お得に光回線を始められるものが多いです。

光コラボについて詳しく知りたい方は下の記事を参照してください。

光コラボなら光回線とプロバイダーをまとめて、窓口を一本化できる

光回線を光コラボで契約した場合、契約窓口が一本化されるため手続きや支払いを一本化できます。

通信費の管理や、万一の場合の問い合わせ先に悩む必要がありません

また、光回線とプロバイダーを別々に契約するよりも、月額料金を抑えられる可能性もあります。

ADSLを利用していた時よりも快適なインターネットが利用できる一方、光回線は月額料金が高くなるなどデメリットも存在します。

光回線の導入を検討する際のデメリットは大きく2つです。

回線工事が必要

光回線を利用するには、新たにインターネット設備の設置工事が必要になります。

光回線を開通させるには回線工事の関係もあり、申し込みから1カ月程度の期間が必要です。

回線工事の稼働調整次第では更に遅くなる可能性もあり、インターネットを利用したい時期よりも早く申し込みをしなければなりません。

特にADSLのサービス終了間際には、駆け込み需要で工事調整が難しくなる可能性が高いでしょう。

月額料金が高くなる可能性もある

基本的に光回線は、ADSLよりも月額料金が高いです。

月額3,000円(税込み)程度で利用できていたADSLに比べると、光回線は1,000円以上高くなる傾向があります。

しかし光回線を利用する固定電話の料金はADSLよりも安く、スマホとのセット割やキャッシュバックなども利用できます。

検討する際は、月額料金だけでなく割り引きや特典内容にも注目しましょう。


光回線のデメリット

まとめ

いかがでしたか?

この記事ではADSL終了に伴うおすすめ乗り換え先について解説しました。

結論は光回線に乗り換える事で、そのメリットは大きく3つです。

  • 回線混雑の起きにくい大容量データ通信
  • スマホとセット割引が利用できる
  • 初期費用や充実した申し込み特典

特にご自身のスマホセット割が効くキャリアを選択して、お得なインターネットライフを満喫してください。

それではまたお越しくださいませ~

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