KDDI（au）がプレスリリースした『povo2.0』に乗り換えようと思っているけど、本当にお得なのか分からないと悩んでいませんか？
実は、基本料金『ゼロ円』を謳っている『povo2.0』ですが、気を付けなければいけない落とし穴があります。
この記事ではpovo2.0のゼロ円の仕組みについて解説します。
私は現在、通信系企業で動画コンテンツやマーケティング業務に従事しております。
この記事を読むとpovo2.0のゼロ円の仕組みが分かります。
povo2.0とは
povo2.0とは、KDDI（au）が2021年9月13日にプレスリリースした、携帯電話のオンライン専用ブランド「povo」（ポヴォ）の新料金プランの事。
povoは3月末、20GB（ギガバイト）で月額2728円（税込み、以下同）の1プランでスタートしたが、今回は基本料金を「ゼロ円」にして、自分に合ったデータ通信容量などを選んで追加購入する「トッピング」方式を採用した。
KDDIは、この新プランにより利用者の選択肢を増やすことによって契約の増加を狙っています。
料金プラン
povo2.0の料金プランは、基本的には『ベースプラン』に『選べるデータトッピング』を自分の好みに応じて追加する方式です。
この月額基本料0円に、10種類のトッピングを自由に選択できる方式をオールトッピング「povo2.0」と呼んでいます。
◆ベースプラン
| 月額 基本料 |
0円 ※180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止、契約解除となることがあります。 |
|---|---|
| 月間 データ容量 |
0GB ※トッピングによるデータ容量の追加などがない場合、通信速度は送受信最大128kbpsとなります。 |
| 国内 通話料 |
30秒あたり20円 (税込22円) |
| 国内SMS 利用料 |
送信: 1通あたり3円 (税込3.3円) [70文字まで] 受信: 無料 |
◆選べるデータトッピング（全10種類）
| カテゴリ | トッピング名 | 料金/回 |
|---|---|---|
| データトッピング | データ追加1GB (7日間) | 355円 (税込390円) |
| データ追加3GB (30日間) | 900円 (税込990円) | |
| データ追加20GB (30日間) | 2,455円 (税込2,700円) | |
| データ追加60GB (90日間) | 5,900円 (税込6,490円) | |
| データ追加150GB (180日間) | 11,800円 (税込12,980円) | |
| データ使い放題 (24時間) | 300円 (税込330円) | |
| 通話トッピング | 5分以内通話かけ放題 | 月額500円 (税込550円) |
| 通話かけ放題 | 月額1,500円 (税込1,650円) | |
| コンテンツトッピング | DAZN使い放題パック (7日間) | 691円 (税込760円) |
| smash.使い放題パック (24時間) | 200円 (税込220円) |
詳しくは公式サイトを参照してください。
基本料ゼロ円で使い続けるのは難しい
ベースプランだけを契約すれば確かにゼロ円の月額料にはなりますが、結局のところデータトッピングしないと使いものにならないのが実情です。
このデータトッピングを組み合わせる事で、ライバル各社の競合プラン相当の性能にする事ができます。
povo2.0は、データ容量が1GBで有効期限が7日間のトッピングでは料金が390円と、これまでの『月額』という概念をなくしたのが特徴です。
他社料金プランとの比較
povo2.0は、競合他社のプランを完全に意識した作りになっています。
例えば3GBで30日間の有効期限がある990円のトッピングは、3GBで月額990円のソフトバンク系「LINEMO」（ラインモ）を意識した作りになっています。
またデータ容量が60GBで90日間の有効期限がある6,490円というトッピングは、1か月に換算すると20Gで2,163円ということになる。
下の表のとおり他社プランと比較するとわずかに安くなる計算となります。
| NTTドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
| 20GB | 2,970円 | 2,163円 | 990円～2,728円 | 0円～2,178円 |
さらに、データ容量が150GBで180日間の有効期限の場合は、1万2,980円と高い印象を受けますが、一ヶ月あたり25GBを2,163円で使えることになります。
上記の20Gで2,163円より、長期契約のトッピングをつけた方が、１ヶ月あたりに使えるデータ容量が増える事になります。
まとめ
いかがでしたか？
今回はKDDIの新しいスマホの料金新プランpovo2.0について解説しました。
ベースプランの原則ゼロ円だけでは使い勝手は非常に悪いですが、自分の好みに合ったデータトッピングをする事で、他社よりもお得に使う事ができます。
特に大容量のデータを送受信する方は今回のpovo2.0の契約おｗ検討してはいかがでしょうか？
それではまたお越しくださいませ～
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