テレビCMでも有名な楽天カードですが、なぜそんなに人気なのか理由をご存じでしょうか?
会員数は2000万人を突破し、年会費が永年無料や楽天関連でお得にショッピングができるなど国内随一の人気を誇ります。
しかし意外と知られていない隠れたメリットとデメリットの存在をご存じでしょうか?
この記事では楽天カードのメリットとデメリットを紹介します。
楽天カードの強みは、ポイント還元率が常に1.0%付与されポイントの汎用性が高いことです。
ポイントを実商店やECサイトで利用したり、証券会社で投資商品を購入する際に利用したりと、使えない場面がほぼないと言えるでしょう。
したがって楽天市場を利用しない場合でも楽天カードを発行するメリットがあります。
楽天カードの4つのメリット
楽天カードのメリットは下記の4つです。
- 年会費永年無料
- 高いポイント還元率
- 最高2000万円の海外旅行保険
- 楽天ハワイラウンジが無料利用可
それぞれについて見ていきましょう。
年会費が永年無料
楽天カードは年会費無料で持つことができます。
入会金や発行手数料などもかからないため、完全に無料です。
ただし年会費無料のクレジットカードはたくさんあります。
その中でも楽天カードが人気な理由は、これから後述するメリットが他のカードの追従を許さないほど大きいためです。
ポイント還元率が高い
楽天カードは100円ごとに1楽天ポイントが付与されるため、ポイント還元率が1.0%です。
クレジットカードはポイント還元率が1.0%を超えると高還元率といわれるため、楽天カードは高還元率カードの部類と言えます。
楽天ポイントは1ポイントが1円相当です。
貯まったポイントは楽天市場などの楽天グループ内で利用するのが一般的ですが、マクドナルドなど楽天ポイント加盟店や、ANAマイルに交換ができます。
また楽天銀行と連兼させて楽天証券で投資信託を購入する事でもポイントが貯まり、資産形成のお得な手法としても注目されております。
楽天市場でポイント3倍
通常のポイント還元率は1.0%ですが、楽天のサービスを利用すると、ポイント還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)という仕組みがあります。
例えば、楽天市場でネットショッピングをするとポイント還元率は3倍の3.0%になります。
よく楽天市場を利用する場合には、お得にショッピングできるわけです。
その上で楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行にして、楽天市場アプリを使ってネットショッピングをした場合は、さらに1.5%のポイント還元がある為、最大で4.5%のポイントがもらえます。
最大の魅力はやはり楽天ポイントの貯まりやすさですね
楽天には楽天市場以外にもサービスが多数あり、支払いを楽天カードにすることで追加でポイントを獲得できます。
楽天Edyでポイントが貯まる
楽天カードは電子マネー『楽天Edy』を付帯させることができ、楽天Edyで支払いをした際には200円につき1ポイント貯まります。
しかし、楽天カードから楽天Edyへのチャージでもポイントが貯まるので、ポイントの二重取りが可能です。
- 楽天カードから楽天Edyのチャージ0.5%のポイント還元
- 楽天Edyの支払いで0.5%のポイント還元
合計1.0%ポイント還元となります。
なので楽天Edyを使う場合は必ず楽天カードでチャージしましょう。
楽天ペイでポイントが貯まる
楽天ペイは楽天カードと連携する事ポイントが付与されます。
- 楽天カードから楽天キャッシュにチャージで0.5%ポイント還元
- 楽天キャッシュを使って楽天ペイで支払うと1.0%ポイント還元
合計1.5%のポイント二重取りが可能となります。
最高2000万円の海外旅行保険
楽天カードは、海外旅行保険が付帯します。年会費無料のクレジットカードで最高2000万円の旅行保険が付帯するのは大きなメリットと言えます。
注意点は2点あります。
楽天カードの海外旅行保険は利用付帯
利用付帯の場合には、カードを持っているだけでは保険が適用されません。
保険を有効となるには、日本を出国する以前に下記に該当する代金を楽天カードで支払っていることが条件です。
- 旅行代理店で予約した海外パックツアー料金
- 渡航先への航空券
- 目的地までの乗継便の航空券
海外に行く際には、最新の保険の適用条件を確認するようにしましょう。
傷害治療費用と疾病治療費用は少し不安がある
充実した保険内容ですが、海外旅行保険におけるケガや病気をしたときの補償である傷害治療費用と疾病治療費用には少し不安が残ります。
海外の医療費は高額であり200万円以上を支払わなければいけないケースもあり得るためです。
実際に200万円を超える医療費の支払いになるケースが多数ありますので、万が一の際には、高額になることを想定しておく必要がある事は頭に入れておきましょう。
傷病治療費用・疾病治療費用の補償は、複数枚のクレジットカードの額を合算できるため、複数枚のクレジットカードを持って旅行・出張するのが推奨されております。
2019年度の海外旅行保険事故データによると事故発生率は4.14%(24人に1人)であり、治療・救援費用の保険金支払最高額は4661万円と非常に高額なのでしっかりと対策しましょう。
引用:JTB 2019年度 海外旅行保険事故データ(2019年4月~2020年3月)
楽天ハワイラウンジが無料で利用可能
楽天カードでを持っていることでハワイのワイキキに設置された『楽天カードラウンジ』を無料で利用できます。
サービス内容としては、以下の通りです。
- カード盗難・紛失相談
- 日本語のスタッフが対応
- コーヒーやジュースの提供
- Wi-Fi
- 洗浄付きトイレ完備
- マッサージチェア
- お荷物の当日中一時預かり
- PC/プリンター
- 傘貸出し
- キッズスペース
- 授乳室
- おむつ交換台
- ベビーカー貸出し
楽天カードラウンジは、ワイキキの『TギャラリアハワイbyDFS』とアラモアナの『アラモアナセンター』に設置されています。
さらに上位カードである楽天プレミアムカード以上のカードを持っている場合、アラモアナセンターにある楽天ラウンジ内の専用スペース「Premium Room」を利用できます。
また楽天には楽天経済圏といわれる、日々の生活を豊かにするエコシステムがあります。
詳しくは下の記事を参照してください。
楽天カードの3つのデメリット
楽天カードはデメリットも3つあります。
- 楽天からの広告メールが多い
- 期間限定のポイントが多い
- サポートセンターになかなかつながらない
それぞれについて紹介します。
楽天からの広告メールが多い
楽天カードから配信される広告メールは非常に多いです。
楽天はさまざまなサービスを提供しているため、クレジットカード以外のサービス案内などのメールが毎日のように送られてきます。
またお得なキャンペーンにエントリーするとデフォルト設定でメールマガジンを受け取るにチェックが入っておりますので、知らず知らずのうちにメール配信数が膨大になっている時があります。
気付いたらメールのフォルダに100件以上貯まってるわ
しかし、広告メールは停止することが可能です。
その方法は楽天カードのオンラインサービスであるe-NAVIで設定を変更する事です。
初期設定では『お知らせを受け取る』にチェックが入っているので、『すべて解除』をすることでメールが届かなくなります。
あまり広告メールを受け取りたくない方は上記の方法で、メール設定を解除しましょう。
期間限定のポイントが多い
楽天カードを利用してもらえる楽天ポイントには以下の2種類あります。
- 通常ポイント
- 期間限定ポイント
期間限定ポイントは有効期間が限定されているポイントで、期限内にポイントを使用しないと失効するので注意が必要です。
有効期限は短いもので獲得してから10日間、長いもので獲得してから40日間ほどのものまでさまざまです。
楽天Edyへのチャージやポイント交換もできませんので、楽天のサービスで利用する必要がある点にも注意が必要です。
サポートセンターに繋がりにくい
楽天カードに限ったことではありませんが、電話をかけてもなかなかオペレーターにつながらないということが多々あります。
楽天カードはユーザー数が2000万人を超える人気カードであり、その分問い合わせが多いため、対応が追い付かないのでしょう。
その為、トラブルシューティングは、できる限り楽天カードのオンラインサービスであるe-NAVIで対応をすることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では楽天カードのメリットとして
- 楽天からの広告メールが多い
- 期間限定のポイントが多い
- サポートセンターになかなかつながらない
の3つを紹介しました。
また楽天カードのデメリットとして、
- 楽天からの広告メールが多い
- 期間限定のポイントが多い
- サポートセンターになかなかつながらない
の3つを紹介しました。
楽天カードの大きな特徴として、年会費無料、ポイント還元率1.0%というノーリスクのメリットがありますので、楽天のサービスをあまり利用しない方でも、発行を検討してみてはいかがでしょうか?
それでは
またお越しくださいませ~
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