【YouTubeの始め方】YouTubeブランディングの為の基本設定7選

YouTubeでチャンネルを立ち上げた時にやるべき、複数の基本設定があるのをご存じでしょうか?

おそらくほとんどの人が、動画をアップロードするだけで、その存在すら気づいてない人も多いことでしょう。

え…動画投稿の時だけ気を付ければいいんじゃないの?

実は、YouTubeチャンネル立ち上げ期のブランディングというのは、今後の再生数や登録者数を伸ばす上ですごく重要です。

なぜならこのブランディングの仕方で、チャンネルの伸びの初速が大きく変わるからです。

この記事では、チャンネルブランディングの為の基本設定を解説します。

私は元動画編集の講師を務め、現在通信業界でマーケティングの仕事に携わっております。

この記事を読むとYouTubeでチャンネルのブランディングの為の重要な基本設定が分かります。

結論は、必須項目を7つ設定するだけです。

スポンサーリンク

ブランディングの為の基本設定7選

YouTubeのチャンネルには、1年かかって全く伸びないチャンネルもあれば、短期間で急激に伸びるチャンネルもあります。

この理由として、ジャンルの選び方の他に、初期段階でブランディング用の基本設定をしっかりやりきれているかどうかが大きく影響しています。

その基本設定は7つあります。

  • チャンネル名
  • プロフィール写真
  • チャネルアート
  • チャンネルの説明欄
  • SNS
  • 動画スタイル
  • サムネイル

それでは一つずつ解説していきます。

チャンネル名

チャンネル名は非常に重要です。

後から変更する事もできますが、変更できる回数に制限があり、コロコロ変更するとYouTubeの評価的にもマイナス効果だと言われています。

チャンネル名で大事な要素としては3つあります。

  • 覚えやすくて入力しやすい
  • SEOで有利
  • 見た目でテーマやジャンルが分かる

この3つについて詳しく解説していきます。

覚えやすくて入力しやすい

これは日本人向けに作るか、外国人向けに作るかで変わってきます。

  • 日本時向けには、日本語のチャンネル名の方がなじみがあり覚えやすい
  • 外国人向けであればすべて英語でチャンネル名を付ける

チャンネル名を検索しようとした時、英語のチャンネル名だと日本人は入力し辛さを感じてしまいます。

チャンネル名を決める時は、自分の動画の視聴者がどういうターゲットなのかを考えて、覚えやすく入力しやすい名前を付けましょう。

例えばペットの配信チャンネルなのに、『〇〇ゲーム実況チャンネル』みたいな付け方だと、視聴者は騙されたと思って、それ以降あなたのチャンネルに来なくなってしまいます。

SEOで有利

チャンネル名というのはYouTubeの検索や、Google検索にヒットするようになります。

自分のチャンネル名とキーワードが重複しているチャンネルが多くあったり、そのキーワードで大手企業や有名な人がいると、なかなか自分のチャンネルを検索してもたどり着かないという事が起きてしまいます。

これは昔からブログのSEO戦略でも言われている事なのですが、例えば最近流行りの切り抜き動画を例に上げると、『〇〇切り抜き』で検索してみて下さい。

同じようなチャンネルが多く出てきて、人気の無いチャンネルは中々上位表示ができていないはずです。

自分のチャンネル名を決める時は、一度YouTubeやGoogleで検索してみて、同様のチャンネル名がないか確認してから決定しましょう

見た目でテーマやジャンルが分かる

チャンネル名だけで何を紹介している動画なのかが分かる作りになっている事は、非常に重要です。

自分のチャンネルのジャンルが分かるキーワードをチャンネル名に入れましょう。

例えば

  • 音楽系:『楽器名』『歌』『演奏』など
  • ハウツー系:『副業』『せどり』『投資』など
  • ゲーム系:『ゲームジャンル』『実況』『解説』

このチャンネル名というのは後からでも変更が可能です。

回数制限はありますが、今のチャンネル名が何を意味するか分からない名前になっていて、伸びが悪い場合は、チャンネル名を変更してみるというのもひとつの手かと思います。

投稿する動画に全く関係ないチャンネル名を付けると、関連性が失われてやはりチャンネルの伸びが悪くなってしまいます。

プロフィール写真

プロフィール写真もチャンネル名と同じくチャンネルの顔になる部分なのでしっかりと設定しておきましょう。

これは大きく分けると3つのパターンがあります。

  • 顔出し有り
  • 顔出し無し
  • 企業やジャンル特化型

ひとつずつ解説していきます。

顔出し有り

顔出し有りで動画投稿をする場合は、自分の顔写真がベストです。

YouTubeに限ったことではなく、あらゆるSNSでフォローされやすくする一番の要素は、自分の本物のプロフィール写真を設定することです。

自分の写真を設定すると信頼性が高まります。

YouTubeは詰まるところファンビジネスの延長なのです。

顔出し有りで行く場合は、自分の写真を設定してファンを獲得していきましょう。

顔出し無し

顔出し無しで動画投稿をする場合、イラストのアイコンなどを利用しましょう。

覚えやすくて明るい背景カラーなどを選びましょう。

顔出し有りの場合と違って、自分のチャンネルを覚えてもらい辛い為、初期のブランディング戦略は少し難易度が上がります

動画のテイストやジャンルに合わせたイラストで統一感を持たせる事が重要です。

顔出し無しでうまくいってるチャンネルなどを参考にしてみましょう。

企業やジャンル特化型

これは少し特殊なチャンネルの運用です。

ジャンルがわかるアイコンでプロフィールを設定をしましょう。

例えば企業として運営するなら企業のロゴが一番手っ取り早いです。

うさぎのペット紹介チャンネルにする場合は、うさぎの画像をプロフィール写真に設定する事が望ましいでしょう。

プロフィール写真を見ただけでチャンネルの内容が分かるように設定する事です。

またツイッターやインスタグラムなどをやっている人は、SNSのアイコンと統一してフォロワーさんに分かりやすくするのも良いと思います。

チャンネルアート

このチャンネルアートで一番いただく質問が、パソコンやスマホで見え方が違って見切れてしまうという悩みです。

原因は画像サイズにあります。

YouTubeの設定サイズは2,560×1,440ピクセルが最適となっています。

ただしこれはテレビで見たときに表示されるチャンネルアートの画像サイズです。

このチャンネルアートはデバイスごとに表示される画像サイズが異なります。

  • テレビ :2,560×1,440ピクセル
  • パソコン:2,560× 423ピクセル
  • スマホ :1,546× 423ピクセル

さらに2,560×1,400ピクセルの大きさの画像の中で、真ん中部分の絶対表示領域のピクセル内にロゴや画像を入れないと、スマホとかで見切れてしまいます。

この間違った設定のままチャンネルを放置してしまっている人が非常に多いです。

このチャンネルアートというのはYouTubeチャンネルの初期段階のブランディングではかなり大事です。

チャンネルアートは一瞬目に入る程度かもしれませんが、ここをサボるかどうかで、視聴者に与えるチャンネルの印象がまったく異なってきます

そのためにも、全てのデバイスで見た時に適切なチャンネルアートが表示されるように設定しておきましょう。

チャンネルの説明欄

チャンネルの説明欄はGoogleで検索した時に120~200文字ぐらいがタイトルの下に表示されます。

この説明欄にも自分の動画の中心になるキーワードを入れておくと、GoogleやYouTubeの検索結果に良い影響を与えます。

このチャンネル説明欄はYouTubeスタジオで編集が可能です。

TwitterやInstagramとのリンクを連携できる機能もあります。

チャンネルの説明欄からSNSの流入などもあるので、SNSを運用している人はこの連携も必ず設定しておきましょう。

SNS

YouTubeのチャンネルのブランディングに欠かせないのがSNSとの連携です。

最近はYouTube単体だけで伸ばそうと思っていてもかなり難しい状況です。

昔と違って適当にやっても伸びなくなっているんだ

YouTubeもSNSの一つであり、ツイッターやインスタグラムとの違いは動画発信ができるという発信方法の違いだけなんです。

基本的には他のSNSと連動させて、トータルで自分のブランディングを高めていくということが必要になります。

ツイッターやインスタグラムとYouTubeの発信内容が違うと、一貫性がなくこの人がどういう人なのか?このチャンネルはどういうチャンネルなのか?ということを覚えてもらい辛くなります。

YouTubeとの親和性が高いのは、下の3つです。

  • Twitter
  • Instagram
  • TikTok

最近YouTubeを始めた人で急激にチャンネル登録や再生数を伸ばしているチャンネルは、こういう他のSNSで多くのフォロワーがいるというケースがほとんどです。

うまく自分のSNSと連携させてトータルで伸ばしていくということを意識しましょう。



動画のスタイル

初期のブランディングでは動画のスタイルは毎回合わせるようにしましょう

ジャンルも一緒の動画をあげる事が良いです。

初期の段階では、まだ自分の動画やチャンネルがどういう動画を投稿するのか視聴者も理解していません。

撮影風景、内容、企画の構成など、揃えられるポイントは揃えて動画投稿を続けることで少しずつ視聴者の方に覚えてもらえやすくなります。

このジャンルを統一しないとYouTube側にもなかなか適正なデータがたまらない為、関連動画に乗りにくく、キーワード検索に引っかからないようになります

初期段階では動画ジャンルやキーワードもそろえて投稿していくようにしましょう。

動画投稿に関する詳しい設定は下の記事で解説しています。

サムネイル

サムネイルは非常に重要で、動画が再生されるかどうかの8割はこのサムネイルで決まると言われています。

さらにチャンネル内のサムネイルの作りに統一感を持たせる事も重要です。

毎回サムネイルのテイストが違うと、自分のチャンネルの動画なのか視聴者さんはわからないですよね

せっかく更新しても、あなたの動画だと分からずにスルーされてしまうと、インプレッションのクリック率が下がってしまいます。

結果的に動画の評価が落ちて再生数が上がらないということになってしまいます。

特に初期段階ではこのクリック率や再生数は重要なのでサムネイルの構成とも合わせて統一感を出すようにしましょう。



まとめ

いかがでした?

今回はYouTubeのブランディングのために絶対にやっておくべき初期段階の基本設定7つを解説しました。

  • チャンネル名
  • プロフィール写真
  • チャネルアート
  • チャンネルの説明欄
  • SNS
  • 動画スタイル
  • サムネイル

皆さんはすべて設定していましたか?

もし1つでもやれていないところがあれば、ぜひ設定を見直してみてください。

新しく始める方以外でも途中で設定を見直す事でチャンネルの伸びに変化が現れるかもしれません。

それでは、またお越しくださいませ~

コメント