新入社員のお金の使い方(新人サラリーマンの経済術)

新入社員として給料をもらったものの、将来に備えて効率的にお金を使っていきたいが、どのように使うのが正解か分からず悩んでいる人はいませんか。

特に4月は、多くの会社で新入社員が入ってきて、始めての給料をもらう時期です。

社会人1年目というのは、お金に苦労する人生を歩むことになるか、お金に苦労しない人生を歩むことになるか、人生の岐路ともいえるタイミングです。

日本では、ほとんどと言っていいほど金融教育が行われておらず、自ら学び正しいお金の知識を身につける必要があります。

これらをやるとやらないとでは、数年~数十年後に大きく金融的な格差が開く事になります。

スポンサーリンク

手取りの何パーセントを貯蓄すべきか

最低手取りの10%は貯蓄しましょう。

平均月収が約20万円とすると税金や社会保険料が引かれた後では、手取り17万円ほど。

その10%の月17,000円を貯蓄に回しましょう。この10%を貯蓄するというのは歴史的に語り継がれる黄金律だということ。

統計データがありますが大卒の生涯賃金手取りは、ざっくり2億円から2億5000万円と言われています。

その10%というと2000万から2500万円。

最初の1万円の貯金が、数千万の資産形成の第一歩になるというわけです。

この10%の貯蓄習慣がない人は、将来老後資金に困る人かもしれません。

財形貯蓄や保険は加入すべきか

原則、保険や持株会は入らない事が大切です。

新入社員はとにもかくにも色々なものに加入させられがちです。

普通オフィスというのはセキュリティが非常に高く外部の人間は簡単には入れないようにできています。しかしなぜか日本の多くの企業では、新入社員に対して保険会社の営業マンが、普通に会社に出入りし、続々とアプローチして次々保険契約させるという仕組みが出来上がっています。

だけど新社会人の多くの人にとって必要な保険は下の3つだけです。

生命保険

自分が亡くなると困る家族がいる場合のみ入ってください。

それ以外の、例えば独身の方は原則不要です。入るとしても貯蓄型は避けて、掛け捨てで入るべきです。

詳しくはこちら記事

不要な民間保険とは
「生命保険の保険料が高すぎるだけど、どこを見直せばいいか分からない!」と悩んでいませんか?実は、深く考えなくてもこれだけ考えておけば良いという方法があります。それがそもそも不要な保険に入らないという事です。なぜなら、世の中にある民間保険のほ

火災保険

家を失うリスクもしくは、賃貸でも、火災で他の人に迷惑をかけるリスクに備えるもの。

これは有事に際に自分の貯蓄や収入では到底賄いきれないので、入るべき保険となります

自動車保険

事故で人を死なせてしまうリスクに備えるものです。車両保険については原則不要です。

いずれも低確率かつ損失が数千万円~数億円の被害の出来事です。

基本的に保険の合計金額の目安は月5000円程度が妥当であり、それ以上保険料を払っていたら、払い過ぎだと思ってください。

自己投資と資産運用はどっちが大切か

これは両方大切です。どちらか片方だけは NGとなります。

皆さんには2つの投資先があります。

  • 人的資本。働いて稼ぐ力
  • 株や債券、不動産などへの投資

このどちらも将来的に大きなリターンが期待できます。しかし10年~20年後にはどちらが活躍するか分かりません。

そこでお金の世界ではこんな考え方が大切になります。どちらも優良な資産であり、どちらがよりお金が増えるのかわからないのであれば両方にバランスよく投資する必要があります。

なお投資の仕方については下の記事をどうぞ。

まとめ

いかがでしたか?

新社会人の方は、不要な支出を抑えて若さゆえの時間を活用して、資産を増やしていきましょう。

あの時やっておけば良かった。。。と10年後に後悔しない為にも今日、今、この瞬間に実践しましょう。

それでは、

またお越しくださいませ~

コメント