家の中にある不用品を捨てようと思っても、中々捨てられなくて悩んでいる人はいませんか？
特に思い出の品なんかは心が痛んで捨てられないですよね。
家が不用品で溢れていると、外出する時に鍵を探すのに30分以上かかったり、仕事に行く前に時計や財布が見つからず焦ったりと良い事はありません。
実は、物を捨てれるようになる為には、あるコツが存在するのです。
この記事では、いらない物を捨てれるようになる方法を解説します。
この記事を読むと物が捨てられるようになり、住空間を快適にする事ができます。
結論は、家に物を置くという事は、余分なコストを払っているという考え方です。
いつか使うは一生に数回
物を捨てられない人の大部分に下の考え方があります。
- もったいない
- いつか使うかもしれない
ここで自分の過去を思い出してみて下さい。
ほとんどの場合が気のせいで、捨てた事による失敗という事は無いでしょう。
例えば、1年前に買った靴の空箱や紙袋等を大量に保管していて、それを頻繁に使ってますか？
また大量に衝動買いした服を、１年のシーズン中で大して着ていないという事はないでしょうか。
服なんて毎年流行が変わるものね
断言しますが「いつか」というのは、いつまで経ってもやって来ません。
せいぜい一生に数回レベルです。
そんな一生に数回の為に備えて物を捨てないでいると、部屋だけでなく人生そのものが窮屈になっていき、最終的にはゴミ屋敷と化してしまいます。
ここで１つ目のアドバイスをお伝えします。
この基準に当てはまる物を、家の中から探してみましょう。
必ずあるはずです。
物を捨てない事は、無駄に家賃を払っていると同じ
物を捨てるためのアドバイス２つ目は、物を置く＝物の為に家賃を払っているという事です。
あなたが今の住まいに引っ越してきた日のことを思い出して下さい。
引っ越したての時は、
あ～～広くてきれいで気持ちいい！！
と思ったことでしょう。
それが今はどうでしょうか？
部屋の床に物が散乱し、物を置く事によって窮屈になっているんじゃないでしょうか。
どれだけ広い部屋を借りたとしても、物を敷き詰めれば狭い部屋になってしまいます。
本来あったスペースの半分以下で暮らしている場合、あなたは物に対して家賃を払っている事と同義なのです。
物を増やすことは日常生活において大きなリスクなのです。
物を増やすほど、物に家賃を払っていると考えてみましょう
家の物を捨てる事がもったいないのではなく、家に物を置くほうが、はるかにもったいない事に気づくべきなのです。
必要な物を取り出す時に時間がかかる
ごみ屋敷の住人がどこに何が置いてあるのかを把握していないように、不用品が溢れれば本当に必要なものを使う時に邪魔をしてきます。
いざという時に大切なアイテムを探す時間が取られる事になり、時間という有限のリソースを無駄にする事につながります。
ホストのローランド先生は一つの用途に1個しか物を持たない主義だそうです。
『とびっきり大事な一個だけを大切にする』これが心理なのかもしれません。
またスティーブジョブズも毎日同じ服を着続けたというのは、あまりにも有名な逸話です。
人は決断する時に、ものすごく労力を使います。
その為、私生活の中で物を取捨選択するという余計な決断に要する労力は少なくしたほうが、人生が豊になるのです。
服、時計、靴なんでもひとつで良いので、究極の一品だけで生活して見て下さい。
普段使っていない物を捨てると、よく使っているものが輝いてきて、大切なものというのがこれまで以上に使いやすくなる事でしょう。
それでもいつか使うんじゃないかと思ってしまう
お金を出して買った物を捨てるなんて苦痛でしかないって人は、こう考えてみて下さい。
『もう一度必要になったときにまた買えばいい』
3000円以下で買い戻せるのであればとりあえず捨ててみて、また必要になったら買い戻せば良いのです。
実際に実行してみると買い戻すパターンという事はほとんど無く、捨てて良かったと思うことが多いのに気づきます。
毎週のように捨てている『燃えるゴミ』の中身をいちいち覚えていないように、捨てた物の事をもう一度思い出すことはほぼないのです。
なお今回解説している事は逆に、真っ先に用意した方が人生快適になるアイテムについては下の記事を参照してください。
何を捨てれば良いか
不用品を持ち続ける事に非常にデメリットが多いのは分かったけど、何から捨てていけば良いかわからないと言う人も多いでしょう。
ここからは具体的に、どんなものから捨てていけば良いか具体例を解説します。
４つのステップがあるので順番にやっていきましょう。
STEP4まで行った場合、あなたの家はこれまで以上に開放的で美しい別の空間に生まれ変わっているはずです。
明らかなゴミを捨てる（STEP1）
あたり前の話ですが、これが意外にできていない人が多数存在します。
まずは新品の燃えるゴミの袋を出してきて、片手に持って下さい。
部屋の隅やダイニングテーブルの上に、紙屑やゴミくずが放置されていませんか？
使用済みのティッシュや不要なチラシ類は真っ先にゴミ袋に入れてください。
さらに袋に入る大きさの、空き箱や紙袋もあったら入れてしまいましょう。
捨てるのがもっていないのではなく、家に置いてある事のほうがもったいないのを思い出しながら、大胆にやる事がコツです。
安くて複数ある物は一つに絞る（STEP2）
靴下や下着、Ｔシャツ等は毎日洗濯しなければいけない為、5セットは持っておいて良いでしょう。
しかしそれ以外の物は、用途ごとに一つあれば十分です。
１シーズンあたり５着以上アウターがあるなら持ち過ぎです
ジャケットやメガネ、パソコンなどはとっておきの一つを選ぶことで、よりその一つを大切に使うことができるはずです。
何度も言いますが、人は選ぶ時に意外に労力を使っているものなのです。
特にアウターほど複数あって邪魔になるものはありませんので、思い切ってゴミ袋に入れてください。
必要になったら最悪また買えばいいのです。
1年間使わなかった物は捨てる（STEP3）
服にも関連する事ですが、特に他人に自慢するために買ったブランド品類で、1年間使わなかった物は捨てるか売るかして下さい。
1年間使わなかったものは、その後一生使いません。
服にもついても１年間のシーズン１サイクルで、一度も気なかった服は、今後流行も変わってしまうので処分しましょう。
大量にある場合は、リサイクルショップで100円～200円でもキャッシュに変えるのもひとつの手です。
また最近ではインターネットで小さいもの一つでも売買する事が可能です。
箱に詰めて送付するだけですので、捨てるのに気の引ける方は、少しでもお金に換える為に検討してみてはいかがでしょうか。
思い出の品は写真に撮っておく（STEP4）
最も捨てる事に困る物。
それが手紙やプレゼント、子供が幼稚園で作ってきた工作などの思い出の品だと思います。
子供が昔作ったお絵描きの画用紙類は全部箱にしまってあるよ
こういうもの相手の気持ちが入っているからすごく捨て辛いという気持ちはよく分かります。
だからといって必要もないのに放置し続けると家のスペースを食うだけなので、思い出の品は写真に撮って記録に残して捨てるようにしましょう。
実物がある事に価値があるんだ！という意見もあるかもしれませんが、結局思い出の品というのは、それを見て昔を思い出すことに価値があるわけであり、所持しておくことに大した価値は無いのです。
写真を見返した時にこんなことがあったと思い返せれば写真による記録だけでもOKだと割り切りましょう。
外注してお金で一気に解決する
それでも自分でやるのが無理だ！
もしくは自分でやるのが面倒くさくてできない！って人の為の究極の手段です。
それが専門業者に外注して一気に家の中を掃除する方法です。
業者によっても違いますが、専門スタッフが家まで来てくれて、ゴミをまとめて車で運んで行ってくれます。
当日、専門スタッフにちょこっと指示を出すか、捨ててよいか聞かれた時に答えるだけでかなり楽です。
特に大型家具や不要家電をまとめて捨てたい時に重宝するでしょう。
複数社一括で無料見積が取れる所もありますので、試しに見積だけ取ってみるのも良いのではないでしょうか？
経済力さえあるなら、このやり方が最も時短で効率的な断捨離術になります。
まとめ
いかがでしたか？
今回はまず、物を置くということは、物に対して家賃を払っているという事を解説しました。
さらに物が多い事のデメリットとして、必要な物を取り出すときに時間がかかる事を説明しました。
究極の一品を選ぶ事でより一層大切なものが見えてきます。
捨ててしまってからどうしても必要になった時は、もう一度買えば良いのです。
最後に物を捨てる具体的なやり方として、４つのSTEPを紹介しました。
- あきらかなゴミ
- 複数あるもの
- 1年間使わなかったもの
- 思い出の品は写真に撮って捨てる
記事の中でも解説しましたが、まずはゴミ袋を片手に今すぐ家の掃除を始めてみましょう。
なおよく言われている事ですが、お金持ちの家ほど物が少なく、貧しい人の家はもので溢れかえっている事が多いのです。
人生で何かを成し遂げたいのであれば部屋だけは綺麗にしておいたほうがいいでしょう。
物は持っているだけでは価値はなく、使って初めて価値が出る。
その事をどうぞ忘れないようにこれからの生活を過ごしてみて下さい。
それでは
またお越しくださいませ～
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